AGA男性型脱毛症の原因とは?男性ホルモンそのものではない!?

AGA男性と犬

男性ホルモンが多いと、AGA(androgenetic alopecia)男性型脱毛症に…いわゆるハゲやすいという話を聞いたことがあると思います。

これは、本当なのでしょうか?

男性は10才前後の思春期から体内で性ホルモンが活発に分泌されて、男の子が男性へと成長していきます。

10代から20代にかけて、男の子が急速に「男」へ成長していく時期です。この時期、男性ホルモンも分泌されていますけど、多くの青年の頭髪はフサフサです。このような正常なヘアサイクルです。

正常なヘアサイクル

しかし、年齢と共にAGAで悩み始める男性が増えていきます。このAGAの原因をまとめてみましょう。

AGAの原因1 – 男性ホルモンが変換されるため

AGA 男性型脱毛症

AGAにより毛髪が細く短くなる

確かにAGAと男性ホルモンは関係があります。AGAの原因は、男性ホルモンが他の物質に変換されてしまうからです。

男性の体内には「テストステロン」という男性ホルモンが分泌されています。これが血流に乗って全身に流れています。

AGAのメカニズム1

AGA男性型脱毛症のメカニズム1-www.aga-2323.com

「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素の作用で

「ディハイドロテストステロン」(Dihydrotestosterone = DHT)に変換されます。

(ジヒドロテストステロンとも表記されます。)

AGAのメカニズム2

AGA男性型脱毛症のメカニズム2-www.aga-2323.com

DHTとアンドロゲン受容体(タンパク質)が結合して毛乳頭細胞(※)へ移動します。

(※)毛乳頭細胞(もうにゅうとう細胞)

髪の毛の根元の部分で毛細血管と繋がっています。

AGAのメカニズム3

AGA男性型脱毛症のメカニズム3-www.aga-2323.com

AGAのヘアサイクル、脱毛

脱毛因子によりアポトーシス(細胞の自然死)シグナルが出て脱毛因子に。

毛根が委縮し脱毛へ。

つまり、男性ホルモンが「DHT」に変換され、アンドロゲン受容体と結合することが薄毛の原因なのです

AGAのプロセスは専門用語が多く、1度読んで全てを理解できませんよね。でも、心配はいりません。

AGAのメカニズムを要約しますと、こうなります。

頭皮内で「男性ホルモン」が他の物質に変換され、それがタンパク質を結合することで毛が抜けやすくなってしまう。

目に見えない頭皮の中では、男性にとって悩みの原因が作られているのです。

AGAの原因2 – ストレス

悩む男性

複雑な現代社会の中で多くの人は、多かれ少なかれストレスを抱えています。適度なストレスは人を高揚させてアクティブにすることもあり、決してストレスは悪ではありません。

ストレスの許容量は人それぞれながら、自分の限界を超えるようなストレスを受け続けていると「交感神経が優位」な状態が続きます。

交感神経が優位とは、車のアクセルペダルを踏んでいるような状態。この状態が長く続くと、白血球のバランスが崩れて免疫力が低下します。それと同時に体温も低下します。

体温が低下すると、全身の血流が悪化しますから頭皮環境にも決して良くないと思います。

AGAとストレスの関係は医学的に証明されていないようですけど、過剰なストレスによる体温の低下と血流の悪化は頭皮にマイナス要因と考えて大きく間違いは無いと考えられます。

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AGAの原因3 – 生活習慣

居酒屋

不摂生な食生活

肉類や乳製品のような動物性タンパク質が多い食事は高カロリーで高脂肪です。このような食事は成人病の原因ともされ、血液の汚れと血流悪化の原因となります。

その点、和食は高タンパク、低カロリー、低脂肪で健康にいいことは広く知られています。中でも「大豆」は畑の牛肉と言われるように、高タンパク、低カロリー、低脂肪の代表的な食品です。

その他、髪を育てる栄養素として、各種ビタミン類や亜鉛が推奨されています。

喫煙

喫煙は血管が収縮する原因となるため、血流の悪化により頭皮に十分な栄養素が行き届かなくなります。

アルコールの過剰摂取

適度なアルコール摂取は血流が良くなり、体温が上昇するため百薬の長と言われます。しかし、限度を超えたアルコールの過剰摂取は肝臓のアルコール分解能力を超えてしまいます。

すると、アセトアルデヒドという物質が体内に増えて、AGAの原因であるジヒドロテストステロンを増やしてしまいます。

睡眠不足

私たちの体内では睡眠中に成長ホルモンが分泌されています。睡眠不足が重なると、成長ホルモンの分泌量が減少し、頭皮環境の悪化と髪の成長を阻害します。

シャンプーの頻度

AGAが気になる男性にとって、シャンプーの頻度は気になると思います。

シャンプーの頻度は毎日がいいのでしょうか。それとも、2日に1回のシャンプーの方がいいのでしょうか?

これは、明確な答えがありませんし、人それぞれ考え方も違います。

男性は女性より皮脂の分泌が多い傾向がありますから、自分の頭皮と髪が脂っぽくなりやすいと思うのであれば、毎日シャンプーした方がいいと思います。

ここで勘違いしたくないのは、まめにシャンプーしたらハゲるわけではありません。

頭皮をマッサージするようにシャンプーし、シャンプー後は成分が頭皮に残らないように洗い流したい。

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