通称、エージーエー、AGA(androgenetic alopecia)の正式名称は「男性型脱毛症」。思春期を過ぎたあたりの男性の頭部に発症する進行性の脱毛症のことです。
AGAの典型例として、額の生え際の頭髪が抜け始めて「M字型」の頭髪になります。そして、頭頂部は薄毛になり毛髪そのものが細くなります。
研究者の間では、AGAは両親から受け付いた遺伝の影響はゼロではないようです。
父親がハゲていれば息子もハゲて、父親がハゲていなければ息子もハゲないとは断言できないようですけど、何らかの影響は受けるようです。
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M字型
よくM字はげと呼ばれるAGAの初期段階では、額の生え際の髪が「M」字型へと後退していきます。
40代以降、頭髪がこのようなM字型へ後退する男性が増える傾向があります。
この段階の手前あたりで、男性の中にはドラッグストアの育毛剤を使い始めるのではないでしょうか。
M字型+頭頂部の薄毛
人によっては、M字型プラス、頭頂部の薄毛が目立つようになります。
AGAの特徴として、額の生え際から頭頂部にかけて薄毛が目立つようになります。一方、側頭部から後頭部にかけては髪が残りやすい傾向があります。
ちなみに円形脱毛症もAGAも「はげ」の症状ではありますけど、異なる脱毛症です。
女性は男性と違い、女性ホルモンの関係からハゲることが少ない傾向があります。それが理由なのか、女性は抵抗も無く「ハゲ」という言葉をストレートに口に出すことがあります。
当事者のAGA男性は「はげ」という言葉に敏感になっていることもあり、ストレートな「はげ」という表現は避けて、「AGA」という言葉を使ってあげた方が円満な人間関係を築くことができると思いますね。
AGAの医学的な治療は医療機関のみ
AGAの医学的な治療は医療機関のみが行うことができます。医療機関は医薬品の処方や植毛が可能です。
では、テレビCMで有名なリーブ21はどうでしょう?
当然、医療機関以外は医薬品の処方はできませんから、リーブ21のような育毛サロンは抜け毛防止、頭皮環境を整えて育毛のためのシャンプーやトニックの施術、特別な機器の使用、食生活を含めたコンサルティングを行っています。
これがAGA治療のためのAGAクリニックと育毛サロンとの大きな違いです。