AGAクリニックの公式サイトとAGA業界の健全な発展に期待したい

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少子高齢化が叫ばれるようになって久しく、年齢を重ねるにつれて薄毛で悩み始めるのは男性だけではありません。

女性の薄毛(FAGA、女性男性型脱毛症)も増加傾向にあり、約600万人の女性が薄毛や抜け毛のトラブルを抱えていると言われています。薄毛のはっきりとした原因は不明のようですけど、食生活や生活習慣、働き方が複雑に関係しているのかもしれません。

自毛植毛は別として、男性のAGAと女性のFAGA治療の方法には違いがあります。これは、各AGAクリニックの公式サイトに書かれています。今回、AGAクリニックの公式サイトについて考えてみたいと思います。

公式サイトの情報は更新途上

「公式サイトの情報は更新途上」とは、「上から目線で医師ではない立場の人間が何言っているのかね?」なんて声が聞こえてきそうです。

各AGAクリニックは通称ウェブ屋さんに公式サイトの制作から運営、管理まで依頼しています。ウェブ制作に携わったことが無い人にとって、ウェブ制作の流れや仕組みが分からないと思います。マーケティングを仕掛けるウェブ制作は全て人間の手作業です。

WordPressのようなCMSをベースにしてウェブを制作する場合、AdobeのDreamweaverに比べて作業工程が簡略化できます。それでも、ウェブデザインから写真撮影、画像加工、文字入力は全て手作業。

ウェブ制作と運営は労働集約的な仕事なのです。

AGAクリニックとウェブ屋さんの間で綿密な情報のやりとりが行われ、徐々に公式サイトが出来上がっていきます。

一旦、公式サイトが完成しても、それで作業が終了ではなく、それ以降、ウェブ更新という大切な仕事があります。

クリニックにとって公式サイトはネット上の看板であって、重要なマーケティングツール。最新情報やキャンペーン情報等を更新していくことは、生きた情報の発信ですしクリニックの生命線でもあります。

管理人は、今まで数多くのAGAクリニックの公式サイトを閲覧&リサーチしてきました。もちろん、ウェブにコストをかければグラフィック機能が充実するため、より美しい公式サイトが出来上がります。

ちなみに、「このウェブはお金がかかっているなあ~」と感じるのは、あの自毛植毛で知られている親和クリニックの公式サイト。

こちら。

親和クリニック新宿院は都営新宿線-新宿三丁目駅C5・C8出口より徒歩1分。親和クリニックはFUEの自毛植毛専門で男性と女性のAGA,FAGA治療を行う。遠方より通院の場合、交通費と宿泊費の補助制度あり。自毛植毛なら親和クリニックを候補に入れたい。

前置きが長くなってしまいましたが、どのAGAクリニックの公式サイトも現時点で完成品とは言えません。業界では最新の情報が日々飛び交っています。毎日、AGAとFAGA患者が診察を受けて治療を進めているわけですから、新たな情報がクリニックに蓄積されていきます。

言わばAGAクリニックの「顔」とも言える公式サイトで最も重要な事は、デザインより症例数や活字情報ではないでしょうか。AGAとFAGA患者の最大の関心事は、

どのようなAGA、FAGA治療をするのか?

どのような効果が得られるのか?

治療期間は?

費用は?

もちろんウェブデザインはAGAクリニックのイメージを高めるためには大切な要因。美しいウェブデザインは閲覧者に好印象を与えるのは間違いありません。

ただ、クリニックである以上、ウェブデザインに時間をかけることより大切なことがあると思います。それは、活字情報の精度だと思うのです。

情報の精度

AGAクリニックが運営する公式サイトの情報精度を高めることが、長い目で見ると信用と繁栄に繋がると思います。これは、他の業種でも共通して言えることです。

公式サイトで情報を発信することは、クリニックの大切なマーケティング活動。

クリニック経営としては、公式サイトに美辞麗句を並べて、より多くの患者を集めたくなるのが心情です。

しかし、公式サイトに事実とは大きく異なる情報が書かれていたら、やはりそれはマイナスとして作用します。長期的には業界全体の発展の足枷となる可能性を危惧するのです。

アメリカを追いかける日本のマーケティング

日本のマーケティング方法はアメリカを追いかけているのが実情。ネットを使ったマーケティングの世界はアメリカが1歩も2歩も進んでいるところがあります。しかし、管理人は即効性があるアメリカ型のマーケティング方法が全てではないと思うのです。

米国企業は短期利益を追求するため、目先の利益を刈り取ってしまう傾向が強いのです。

漁業に例えるならば、マグロ漁船がまだ成長段階の小さなマグロまで全て釣りあげていたら、長期的には資源の枯渇問題が浮上してきます。これは、将来的なしっぺ返しとして、漁獲量の減少に直面するのです。

AGAクリニックの多くは大都市圏に集中していますし、主要駅からほど近い場所のビルにクリニックを構えています。固定費の負担だけでも大きいのが分かりますし、チェーン展開しているクリニックは比例して固定費が増加します。

どんどん患者を集めないと、経営内容が損益分岐点を割り込んでしまいます。

しかし、この言葉が適切かどうかは微妙ながら、もし、とあるクリニックが羊頭狗肉(※)(ようとうくにく)的なマーケティングをしていたら、患者が集まっても離れていくと思います。これは、他の業種でも同様です。

羊頭狗肉

羊頭狗肉は「羊頭を掲げて狗肉を売る」を略した四字熟語で、出典は中国宋時代の禅書「無関門(むかんもん)」。店頭の看板には「羊頭(羊の頭)」を掲げ、実際には「狗肉(犬の肉)」を売る意味が転じて、見せかけは立派だが実物は違うという意味になり、ごまかしの喩えとして、羊頭狗肉が使われるようになった。

出典:語源由来辞典

AGA治療の効果

AGA治療の中で、AGA治療薬のプロペシア(フィナステリド)とミノキシジルタブレットを服用する治療は発毛効果が高く、発毛効果は10人中1人なんてレベルではありません。20代の男性でしたら、ほぼ発毛するのではないでしょうか。

一方、HARG(ハーグ)療法による治療は個人差があると言われます。ハーグ療法は幹細胞から抽出した成長因子を含むタンパクAAPEを頭皮に注入する再生医療。再生医療という言葉には次世代の夢を感じる治療のイメージが膨らむかもしれません。

ハーグ療法は副作用が無いメリットはありますけど、もし「発毛率90%」といった表現があるならば、「うーん」と唸ってしまいます。

この「うーん」は「どうだろう」という意味。

例えば、額から頭頂部にかけて、ほぼハゲている中高年男性を10人集めるとしましょう。彼らは、ハゲてから5年や10年以上は経過しているとします。

そのうち、発毛率が90%なら凄いです。

発毛率が10人中9人ならば、凄いデータです。

キャバクラの店頭で「可愛い子率90%」なんて看板があって、画像加工ソフトのフォトショップで加工された女の子の写真が並んでいたら「どうだろう?」なのです。「可愛い子率99%」なんて書いてあれば、「おいおい!」なのです。

もちろん、ハーグ療法で発毛しているAGA患者はいますから、ハーグ療法は期待できるAGA治療の1つです。しかし、90%の発毛率という表現があるならば、言い切りすぎの感もあるような気がします。

健全なAGA治療の発展に期待

先ほどのように、看板と実際に大きな隔たりがあると問題が発生します。

AGA患者の満足度が低いと、治療から離れてしまうか別のクリニックのドアをノックするかもしれません。そんな事を繰り返していたら、AGAクリニック業界と患者はいい関係を築くことができません。

AGAとFAGA患者はAGAクリニックの公式サイトと各口コミ、その他の情報を検索してリサーチするしかありません。口コミ情報は何らかのかたちで操作されている事が多いですし、何を信用していいのやら?と思うのです。

それほど、AGAクリニックの公式サイトの内容は重要ですし、今後のAGA治療の業界を見据えて情報の更なる精査に期待したく思いますね。

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