数あるAGA治療の中で、最終手段として植毛を選ぶ人もいます。植毛は確実性が高く、AGA治療薬のように半年から1年以上をかけて育毛、発毛を経過観察するような月数が必要とされません。
この植毛には「自毛植毛」と「人工毛植毛」があります。これらの違いとメリット、デメリットを考えていきたいと思います。
Contents
自毛植毛
当サイトの別ページで書いたとおり、自毛植毛は自分の後頭部の毛髪を額から頭頂部にかけて引っ越しする施術です。この施術にはFUE法とFUT法があります。
自毛植毛
自毛植毛のメリット
FUT法はFUE法より生着率が高いように思われているかもしれませんけど、これはクリニックの施術技術によっても違いがあるようで一概には言えないようです。
いずれにしましても、
(1)自毛植毛後、1年から1年半かけて髪が生えそろってくると、それ以降はメンテナンスが不要です。それらは自分の髪だからです。
(2)自毛植毛は自分の毛根細胞を採取して別の場所に植毛するわけですから、頭皮への影響は最小限ですし、体の負担も少なくなります。
自毛植毛のデメリット
(1)自毛植毛は高い技術が必要なこともあり、移植本数が多くなるほど費用が高額になります。
人工毛植毛
人工毛植毛のメリット
一定の長さのナイロンやポリエステルの人工毛を頭皮に植毛するわけですから、植毛手術が完了した時点でフサフサの頭髪を得ることができます。後頭部の毛が薄い人でも人工毛を使用することで植毛が可能になります。
人工毛植毛のデメリット
人工毛は合成繊維ですから、人体にとってそれは異物です。体内に異物が入ると、それを排除するように作用しますから、人工毛を植毛しても将来的なメンテナンスと費用が発生します。
人工毛は体にとって異物ということもあり、副作用の問題から海外では人工毛植毛が法律で禁止されているケースもあります。
まとめ
日本皮膚科学会ガイドラインによりますと、自毛植毛の推奨度はAGA(男性型脱毛症)の場合「B」、FAGA(女性男性型脱毛症)の場合「C1」です。
自毛植毛と人工毛植毛は植毛するグラフト数によって費用が高額になりますから、気軽に受けられる治療とは言い難いものがあります。
しかし、費用の問題が解決できるのであれば、学会が高く推奨している自毛植毛はAGA, FAGA患者にとって垂涎の的と言えるかもしれません。
[自毛植毛クリニック]
アスク井上クリニック(FUE法)
アイランドタワークリニック(FUE法)
https://www.aga-2323.com/category/ilandtower-clinic/
ヨコ美クリニック(FUT, FUE法)
ウェルネスビューティクリニック大阪院(FUT, FUE法)
湘南美容クリニック福岡院(FUT, FUE法)by Dr.長井
湘南美容クリニック新宿院(FUT, FUE法)by Dr.長井
湘南美容クリニック大阪院(FUT, FUE法)by Dr.長井