髪にいい食べ物は、体にもいい食べ物です。英語でこのようなことわざがあります。
“You are what you eat.”
翻訳すると、
“あなたが食べたものがあなた自身。”
髪の毛の先端から足の親指の爪先まで、体の全ては口から入れた物によって作られています。呼吸で体を作ることはできません。当然です。
今日食べた食べ物が1年、2年、5年後の体を作るという意味です。
Contents
髪にいい or 良くないと考えられる食べ物
髪にいいと考えられる食べ物は、もちろん体にいい食べ物。反対に髪に良くないと考えられる食べ物は、体にも良くない食べ物ではないでしょうか。
No!– 髪に良くないと考えられる食べ物
動物性タンパク質
医師が執筆している書籍によりますと、認知症患者は肉食が多いデータがあります。肉も魚も体に必要なタンパク源です。しかし、それらの大きな違いは脂質です。
「肉」の油は常温で固まっています。肉は、飽和脂肪酸を多く含んでいます。
一方、
「魚」の油は常温でもサラサラしています。魚は、不飽和脂肪酸の多価不飽和脂肪酸のオメガ3を多く含んでいます。
過剰な肉食はドロドロ血液の原因になります。血流が悪くなれば頭皮環境にもマイナス要因ではないでしょうか。
この取っ付きにくい飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の違いをまとめると、このようになります。
※スマホの場合、←表を左にスワイプできます。
飽和脂肪酸 | 不飽和脂肪酸 | ||
動物性脂肪等 (常温で固体) |
植物油、魚油
(常温で液体) |
||
ステアリン酸
パルミチン酸 ミリスチン酸 ラウリン酸等 |
一価
不飽和脂肪酸 |
多価
不飽和脂肪酸 |
|
オメガ9 | オメガ6 | オメガ3 | |
オレイン酸
成分を含む |
リノール酸
成分を含む |
DHA, EPA,
αリノレン酸 を含む |
|
牛肉、豚肉の
脂身 バター ラード ヤシ油 |
オリーブ
オイル アボガド ナッツ類 |
コーン油
ひまわり油 大豆油 ゴマ油 ベニバナ油 |
魚油
亜麻油 エゴマ油 |
過剰な動物性脂肪の摂取は明らかに体に害を及ぼします。頭皮の皮脂バランスにも影響を及ぼすのではないでしょうか。
カレー好きの方は多いと思いますけど、例えば、カツカレーは動物性脂肪が多すぎます。カレー好きでも、AGAとFAGAに気を使う方はカツカレーは避けていると思います。
その点、魚に含まれている油はサラサラ成分ですから、体にプラスに作用します。
質が良くない油
オリーブオイル以外の油は酸化しやすい傾向があります。
あまり質が良くない油や酸化して古くなった油で揚げた揚げ物は過酸化脂質を多く含み、細胞を傷つける恐れがあります。
カツカレーなんかは脂質が多く、あまり良くない油で揚げたカツはなるべく避けたいもの。
髪にいいと考えられる食べ物
シーフードを含む和食
体と髪にいいと考えられる動物性タンパク質は「魚」です。魚の中でも、青魚はEPAとDHAが含まれていますから、サラサラ血液が期待できます。
【体にいい魚】
乾燥イワシ、マグロ、サバ、サンマ、ブリ、シシャモ、アジ。その他の海の幸として、海藻類、貝、カニ、エビ、タコ類。
野菜と果物
野菜と果物には多くのビタミンとミネラルが含まれていますから、髪の成長をサポートするために積極的に摂りたいもの。
きのこ類
「しいたけ」や「しめじ」は、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンD、食物繊維を含みます。しいたけ特有の成分として、エリタデニンはコレステロール値を下げ、血行を良くする働きがある言われます。
水分補給
体全体の血流を良くするためには、こまめな水分補給が大切です。水分不足では血液がドロドロになり、血流が悪化します。
以上は、あくまで当ブログ独自の考え方ですから、肉を食べてAGAになるという意味ではありません。誤解が無いようにお願いします。(^^)
ただ、過剰な動物性たんぱく質(肉類)の摂取は明らかに体に良くないのは確かです。医師が執筆している書籍では、過剰な肉類の摂取に警告を鳴らしています。
できるだけ体にいいとされる食事を摂ることは、頭皮と髪の成長にプラスはあっても、マイナスではないと思われます。
髪にいいサプリメント
AGA対策のみならず、健康的な生活を送るためには、和食中心の食生活がベストです。
髪は頭皮から生えているわけですから、髪は体の一部。十分な栄養素を摂ることは体にとってはもちろん、髪にとってもプラス。
では、和食中心の食生活を送っていても、髪にいいとされるサプリメントを毎日の生活に取り入れるメリットは何でしょう?
食材の栄養素の減少
穀物や野菜、果物全般に言えるのは、食材の栄養素が昔と比べて減少傾向にあります。この原因は農業の変化、化学肥料によって土壌が痩せているからです。
戦前までは、日本の農地は微生物が多く豊かな土壌でした。農地に与えた牛肥や豚肥、鶏糞などの有機物は微生物によって分解されて無機物、要は堆肥に変換されていました。
農作物は微生物が多い土壌で根を張り、光合成により成長していたのです。
その後、化学肥料の普及が始まり、農家はそれを使うことで合理的かつ短期間で農作物を育てることができるようになったのです。農家が化学農法を取り入れることで、収穫量がアップして農業経営に貢献してきました。
しかし、そのような農法は土壌の微生物の減少という問題を引き起こしたのです。これにより、徐々に農地が痩せていき、農作物の栄養素も減少していったのです。
以上が、農作物の栄養素が少なくなっている理由です。
2倍、3倍食べることはムリ
今となっては、おじいちゃん、おばあちゃんが若い頃と同量の野菜や果物を食べても、栄養不足に陥る傾向があるのです。かといって、野菜や果物を2倍も3倍も食べるわけにはいきません。私たちの胃袋の量は一定です。
そこで、良質なサプリメントの摂取が推奨される時代になったのです。
「毎日、食事を摂っているのに、なんでサプリなんて飲む必要があるの?」
といった疑問を持つ人が多いと思います。
表面的には日本は食品が豊かな国です。コンビニは余ったお弁当を大量廃棄しているくらいですから、ある意味、食品の過剰生産の時代とも言えます。
ところが、1つ1つの食材の栄養素が減少しているわけで、言わばスカスカな食べ物が市場で大量に流通しているのです。
男性の体と髪にいいサプリメント
男性は「雄」ですから、女性よりも積極的に摂取したい栄養素があります。髪にいいとされる栄養素はこちら。
ノコギリヤシ
ノコギリヤシは生殖機能への効果が高いとされ、アメリカ大陸の原住民であるインディアンは強壮剤として生活にノコギリヤシを取り入れていました。
おすすめのサプリメントはこちら。
全米No.1 – 医師が使うサプリメント
アメリカには予防医学という概念があります。アメリカの医療業界は病気治療と同列で病気にならないための予防医療が進んでいます。
このメーカーは創業以来、医師が患者に出すサプリメント一筋に製造しています。
全米No.1 – 医師が患者に出すサプリメント【ノコギリヤシ】
亜鉛
亜鉛は髪の成長に欠かせない成分で、体内に取り入れた栄養素を髪に変えてくれる成分です。
各種ビタミン、ミネラル
穀物や野菜、果物の栄養素が減少しているという事はイコール、ビタミンとミネラル成分が不足しがちになります。
全米No.1 – 医師が患者に出すサプリメント【マルチビタミン&ミネラル-15日分】