薄毛、はげに関する都市伝説に警鐘を鳴らす美容クリニックの医師

はげ、という言葉の響きはきついですよね。AGAとFAGA患者の胸にグサッと刺さります。薄毛の方がまだ、やんわりとした言葉。

薄毛に関して、世間では様々な噂、都市伝説が飛び交っています。この都市伝説を考えてみたく思います。

Contents

薄毛の都市伝説

・過剰なストレスで薄毛になる。

・頭皮環境が悪いと薄毛になる。

・毛穴に皮脂が詰まると毛が抜ける。

・薄毛は遺伝する。

・パチンコ依存症は薄毛になる。

・ヘルメットを毎日、かぶると薄毛になる。

他にも、トンデモ都市伝説を含めると、薄毛の原因とされる噂は数多いのではないでしょうか。

ここで、恵比寿美容クリニックの医師はオフィシャルサイトで一部の都市伝説に警鐘を鳴らしています。

薄毛は遺伝するの?

遺伝

恵比寿美容クリニックの医師によりますと、世界中の研究機関で研究が進んでいるものの、薄毛が遺伝することは明らかにされていないそうです。

検索すると、「薄毛は遺伝」という情報が数多くヒットします。もちろん、ネット情報は辞書ではありません。

管理人の髪は太い特徴があります。美容院で美容師から、軽い感じにしましょうか?と言われます。ちなみに、これは自慢でも嫌味でもありません。事実でして、お察しください。(^.^)

M字型ラインから頭頂部にかけては年相応です。ハイ。

管理人の亡き父の髪質は細く、年齢を重ねるにつれて薄毛になりましたけど禿げてはいませんでした。母の髪質は太く濃いのです。

管理人の髪質は母からの遺伝的要因が強いのかもしれません。

管理人の場合、頭髪の本数は年相応だと思いますけど、父の遺伝の影響を受けているのか?と問われたら、うーん微妙なのです。

毛穴に皮脂が詰まると薄毛になる?

毛穴に皮脂が詰まると薄毛になるならば、頭髪が豊かなホームレスのおじさん達をどのように説明すればいいのでしょうか?

恵比寿美容クリニックの医師によりますと、皮脂は頭皮を守る役割があるため、過剰なシャンプーで皮脂を取りすぎると頭皮が荒れて、逆に薄毛の原因になるそうです。

男性ホルモンと薄毛の関係

AGA男性型脱毛症のメカニズム1-www.aga-2323.com

男性ホルモンと薄毛の関係については、こちら▼のページに書かれていますから割愛しますが、「薄毛の原因=男性ホルモン」ではありません。

男性ホルモンが頭髪に影響を与えて、薄毛や抜け毛のAGA男性型脱毛症を引き起こしているのは事実です。しかし10代の成長期から20代にかけて、多くの男性の頭髪がフサフサしているのはなぜでしょう?実は頭皮の中で目に見えないメカニズムが働いているのです。

ストレスと薄毛の関係

ストレスと薄毛の関係には医学的な根拠は無いようです。では、これは単なる噂なのでしょうか。

人間の体には自律神経があって、これは60兆個もの細胞をコントロールしています。自律神経が呼吸や心拍、血圧、体温等をコントロールしています。

この自律神経は「交感神経」と「副交感神経」で成り立っていて、シーソーのような関係。人間が強いストレスを受け続けると、交感神経が優位の状態に傾いていきます。

交感神経が優位

免疫学の権威、故・新潟大学教授の安保徹先生が「免疫革命」という書籍を発表してから、免疫のメカニズムに大きな一石を投じることになりました。

体の交感神経が優位になると、体温が下がり血流が悪化します。これは、自動車のアクセルペダルを踏み込んでいるような状態です。

つまり、人が頑張っている時は交感神経が優位になります。逆に、リラックスしている時は副交感神経が優位になります。毎日の生活の中で、交感神経と副交感神経がシーソーのように微妙にバランスしています。

このバランスが崩れて交感神経が優位な状態が長く続くと、体に害を及ぼします。

体温が下がって血流が悪くなると、頭皮環境に対してマイナスではないでしょうか。

じゃ、ここで早合点して、頭皮の血流が悪化して、栄養素の供給が減少して薄毛になるとは結論付けることはできません。

しかし、これはあくまで管理人の独断と偏見の呟きながら、交感神経が優位な状態が続くことと薄毛はまったく無関係とは言えないように思うのです。

ストレスは万病の元と言われるように、過剰なストレスを受け続けて体調を崩す人はいても、より生き生きと健康的になる人がいるのでしょうか?

適度なストレスは人間の生活の中で必要なもので、より人をアクティブにします。しかし、アクセルを踏み続けることはできません。必ず休息が必要です。

このことからも、休日は副交感神経が優位になるような生活を心掛けてリラックスできる環境を作ることが大切だと思うのです。

休日は心身の休息日ですし、頭皮と髪の休息日でもあるように思います。

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